漫画・縄文の食卓

5000年前の青森三内丸山に暮らす縄文人が、津軽の方言で会話する漫画『縄文の食卓』

縄文の食卓

青森の縄文人による津軽弁講座<その1>

縄文の食卓は青森の方言で会話することがネタになっています。

そのままでは「なんだこりゃ、読めない!」なんてことがあるかもしれません。

そこで、「うちの子」ナルミナとオズに、わかりにくいところをマンガ形式で解説してもらいます。

 

 

同じ青森県内でも複数の方言がある。

クセが強い青森の方言。

青森の方言は、数ある日本の方言の中でも、かなりクセが強い部類だと思います。

多分他県の方からすれば、聞き取ることすら難しいんじゃないでしょうか。

ただなまってるってレベルじゃなくて、なにを言ってるのか分からないかもしれません。
 

三つの地域とそれぞれの言葉。

本州最北端の青森県

同じ青森県内でも、地域によって文化的に少し違ったり、使われる方言が違います。

ザックリ言うと、大きく三つの区分に分けられます。

aomori

kazuyacoda

 

青森県の歴史と文化。 

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昔々、青森では津軽と南部が勢力を争っていました。

そのなごりで、図のような文化的な違いができました。

 

下北はもともと南部領(盛岡藩)でしたが、津軽と南部が争っている間に、船で津軽との交流を行ったり、北海道まで行くこともありました。

また戊辰戦争の後、会津から人が入ってきたりして、独自の文化を築きました。

 

マンガの中の方言を解説。

縄文の食卓は津軽が舞台。

漫画『縄文の食卓』は、青森市三内丸山が舞台なので、津軽地方に入ります。

キャラクターが話している方言は「津軽弁(つがるべん)」です。

 

漫画のひとコマを見てみましょう。

 

 

manga

 

jomons.kazuyacoda.com


おばあさんの言葉、わかりますか?

漢字が入っているので、意味はなんとなく分かるかもしれませんが、リアルでこれを話されたら、まず聞き取れないと思います。

 

とりあえずナルミナとオズに聞いてみましょう。

 

aomori

aomori

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まとめると

「別に気にしなくていいから、無理しないで。」

と言ってるわけです。

 

なんてことのない平凡な日常会話ですが、聞きなれない言葉で言われると、一瞬「ん??」ってなりますよね。

しかもそれが、外国語じゃなくて日本国内の方言だという…。

面白いもんです。

 

聞くのも読むのも理解しにくいかもしれない。

実際の津軽弁はかなり濁音がきついのが特徴です。

がぎぐげご

だぢづでど

全開バリバリにすると、マジで意味わかんないと思います。

 

例えば「誰でも読めるよにさねばまねはんで、こどばの意味しかへでおぎへ」

訳すと「誰でも読めるようにしておかないといけないから、言葉の意味を教えておきなさい」

 

ここまで再現してしまうと、いちいち注釈を付けなければ、成立しなくなってしまいます(笑)

どこまで漫画のキャラクターに話させるのか、さじ加減に悩むところです。

 

 

 

さて、まだ漫画の中で説明が必要なところがありますが、今回はこのへんで。

 

続きはまた次回。

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