漫画・縄文の食卓

5000年前の青森三内丸山に暮らす縄文人が、津軽の方言で会話する漫画『縄文の食卓』

縄文の食卓

漫画を描くために今の絵柄を開発した話。

これまでツイッターにキャラクターデザインなどの絵を何回もアップしてきました。

「またそれかよ」って思われてそうでしたが、「結局あの作業はなんだったのか」についてお話しします。

だらだらと長ったらしい文章ですが(笑)色文字だけ読めば、一応内容がわかるように編集してあります。

 

 

本当はかわいい絵が得意じゃない。

今更ですが、僕はデフォルメキャラクターを描くのが、そんなに得意ではありません。学生時代は、写真そっくりに描き上げるとか、リアル画寄りのものを多く描いていました。意図してミニキャラを描いてみたりすることは、それほどありませんでした。

逆に言えば、リアル画が好きだったんだと思います。

わかりやすく言うと、好きなイラストレーターは、末弥純、加藤直之、伊藤彦造。好きな漫画家は、寺沢武一北条司ながやす巧など。

こう言えば、僕がどういう絵を好んでいたか、分かってもらえるんじゃないでしょうか。

もしこの中に、知らない名前があったらググってみて下さい。すごい技巧ですよ。

 

ちなみに、下の絵は学生時代に描いた鉛筆画です。

奇跡的に残っている1枚ですが、もはや現物は紙が黄ばんでいます。

kazuyacoda

 

仕事で描いてきた絵も全然違う。

強いて言えば、地方でデザイン関係の仕事をしてた時に描いていたイラストが、デフォルメ的なものでしょうか。ほとんどがフライヤーに使うイラストでしたが、会社的にも僕に頼めば外注に出さなくて済むので、結構いろんなものを描きました。

先方の望むものを描くわけですが、割と何も考えず手を動かしていました。今思えば、それが本当の意味で「自分の絵柄」なのかもしれません。

けれども、それも今描いているキャラとは全然違います。

今の仕事は下請けということもあって、案件によって求められるタッチがバラバラです。その中にデフォルメ表現のものはもちろんあります。でもそれは、決められたレギュレーションに従って進めるだけです。基本は既存の見本イラストそっくりに仕上げる形なので、自分でどういう絵柄にするか試行錯誤することはありません。

 

僕がやっている仕事についてはこちらをご覧下さい。

↓ ↓ ↓

jomons.kazuyacoda.com


 

描いたことがないものを描こうとし始める。

どっちにしても、僕の頭の中にあったイメージとは違っていました。もっとアニメ寄りの絵で、それこそ今までほとんど描いたことがないものです。

そのため、思いついてから形になるまで結構な時間がかかりました。

『縄文の食卓』のアイディアが思い浮かんでからは、子供でもわかりやすい表現を意識するようになり、「得意じゃない分野だけど、ちょっとやってみようか」と思い立ちました。

なんでそんなめんどくさいことをしたかと言えば、とにかく「わかりやすさ」をテーマにしていたからです。他の記事でも書いてますが、縄文時代となると教科書の延長みたいになりがちなので、それをしちゃうと面白くありません。

何回も同じ話を書いている気がしますが、僕にとってはそれくらい大事なことです。

 

SNS上で習作をくりかえす日々。

オフで描いてもいいんですが、いつまで経っても前に進まないと思ったので、とりあえずツイッターにでも描いたものを上げてみようと考えました。

今年の3月頃からぼちぼちアップロードしてますが、単純でかわいい世界を描くために、ずいぶん色々と習作を繰り返しました。なんせ描いたことがないものも含まれています。

動物のデフォルメキャラなんて、まず描くことがなかったので大変です。何点かアップロードしましたが、仕上がりがひどすぎて、残りの予定分を断念しました。人前にさらすレベルじゃなかったと思っているくらいです…。

縄文人と森の動物は切っても切れない関係なので、これから先のためにもうちょっと詰めておかないといけません。一度描いたことでどこがダメなのか見えたので、あとはブログ上で取り扱ってみようと思います。

kazuyacoda

 

これから漫画を描きながら煮詰めていく。

描いたことがないものを描いているため、時々ひどくバランスのおかしいものがあります。僕の頭の中にある理想のイメージに、どうやって近づけていくのか、実はまだ途中です。

メインのキャラクターデザインはもう出来上がっているので、これ以上煮詰めることはありませんが、もっと全体的な世界観については、漫画を描きながらどうにかしていくつもりでいます。

この話は数年分の蓄積があります。ここ数週間、TINAMIとInstagramに過去絵をポイポイ放り込んできましたが、まだどこにもアップロードしていないものがいくつかあります。そういうものも含めて、これからはブログ上で、僕の絵の紆余曲折を記事にしていこうと思います。

kazuyacoda